片岡シェフプロデュースのカフェテリア・アルポルトに行ってきた!

機会があって名古屋にあるカフェテリア・アルポルトに行って、ランチのコース(確か1480円)を食べてきた。
コースの内容は、サラダ・パン・本日のパスタ・デザート・コーヒーまたは紅茶。
サラダは、レタスなどの生野菜の中に少量のビアソーセージ。これに和風のゴマドレッシングが掛けてあり、味は普通だったがクルトンに和風ドレッシングは合わないと思った。
パンはバケットを軽くトーストしたもので、付属のバターが濃厚過ぎてないもので、美味しく食べれた。
本日のパスタは、魚介と水菜のトマトパスタだった。パスタはカッペリーニのような細めで、しっかりとアルデンテに茹でてあった。味としては普通。良く言えばさっぱりしている、悪く言えば味に特徴が無かった。魚介の風味は特に感じず、基本的なトマトソースのパスタという感じだった。この基本のトマトソースパスタに、水菜とシラスが上に添えられているもので、作ろうと思えば家庭でも簡単に再現できる味に思えた。もう一度食べたいとは思わない、というよりはそこまでの印象すら残らない味だった。
デザートはガトーショコラにブルーベリーと生クリームが添えてあるケーキ。デザートはあまり食べないので、詳細な意見は言えないが、ショコラ・ブルーベリー・生クリームの割合がちょうど良く無難に美味しかった。
紅茶も丁寧なもので飲んでてホッとした。運んで来るタイミングも悪くない。
あと、全体的にホールのスタッフがとても礼儀正しく、気持ち良く食事が出来た。
ただ、全体を通しての味としては、いたって普通で特徴があまり無い。だから味のみに関して言えばそこまで満足は出来なかった。
1480円のコースならば十分なものかもしれないが、片岡シェフのネームバリューがなく、競争が激しい場所にあるとしたら、この不況の中での経営は厳しいのではないかと思えた。
全体の満足度としては、100点満点中で60点ぐらい。