カプコン黒字の秘密

がっちりマンデーカプコンを特集していた。
その中で辻本憲三会長が言った好調の秘密が興味深い。


なんでも、ソフト開発する際にはまず3人程度のごく少数でチームを組ませ、遊べる段階まで作らせるという。
そしてその試作品をプレイして、面白くないものはその場で打ち切りにするという。面白くないものはスパッと開発を止め、試作品の中で面白いと思えたものだけをチョイスし、本格的に開発に着手するそうだ。
一番良くないのが、こうしたら面白くなるかもしれない、とダラダラ開発を続けることだという。
効率的で、ある意味当たり前のことをやっていると言えるが、試作の段階で面白いかどうか決める判断が出来る事がカプコン最大の強みだと思う。当たり前に言っているが、これが他のソフトメーカーが出来ないことである。


ただ、こういうことが出来てしまうカプコンは、今後バカゲーを作ることが減ってしまうんではないかと、
バカゲー好きな自分は危惧してしまう。日本カプコンファイナルファイトリベンジのようなのを作ってくれ!


あと駄目なものはスパッと切るスタンスは株の損切りに似てるなぁと思った。