料理後の片付けについて

たまに家事の手伝いとして料理をしてくれる人って、後の片付けをしない人が多いと思う。

助かることだが、料理をするならひとこと言いたい。 「料理とは、最後の片づけまで含めてやって、初めて料理だ」と。
よく言う、「遠足は家に着くまでが〜」っていうのじゃないけど、意味合いは似てる。料理も食べ物を完成させて終わりじゃなくて、片付けも同様に重要だ。
そして料理の片付けには、料理の上達に繋がる要素がいくつもあるので、むしろ積極的にやるべき。


料理の片付けが、料理の上達に繋がる理由としては、まず第一に反省。
片付けしながら、今日の作った料理は味が濃かった・薄かった、しょっぱかった・甘さが足りなかったん等、反省点を見つめ直すための、よい時間になる。


それと、今回料理後の片付けをおすすめする最大の理由は、『油の使い方が上手くなる』から。
今度から使ったフライパンを洗うとき、そのフライパンが洗い易いかどうかを、気にかけてほしい。


そのフライパンが油っぽくなく、洗い易いのなら、適量な油で料理を仕上られたということだ
逆に、油っぽくベトベトで、フライパンが洗い難かったなら、油の量が幾分も余計だったことになる。
つまり、フライパンの洗いやすさによって、各料理に対する適度な油量を知ることが出来るのだ!


油の使い方、量のめやすを知る事は、料理を上達させる上では、絶対に欠かせない事だ。
だから日々の料理後、残っている油について意識しながら片付けすると、少しずつだが成長が出来る。これを繰り返す・繰り返さないことの差は大きいよ。