ヤマザキ「カレーパン」

昔からあり、ヤマザキの定番中の定番である、カレーパンを改めて食べてみた。



パッケージは昔から変わりない、と思う。


しかし、栄養素は若干の変化があるようだ。*1




割ってみると、中にはけっこう多くカレーが入っている!



昔から愛されている、定番カレーパンの味とは?


そう思いながら食べてみると、生地は揚げてあるだけあり、時間が経過しているのでぺチャっとしてる。
しかし思ったほどは油っぽくなく、食べ易い。パン自体、持ったときにも思ったほど手はベトつかず。
その生地自体は柔らかく、カリッと感は皆無だが、それほど気にならない。
なぜなら、生地の主張が控えめな分、中のカレーが目立つからだ。



そして、重要であるカレー自体の味は…極めて普遍的な味で、特徴なく美味しい。
特別尖った味もなく、辛さも抑えめ。
ただ具は、にんじんが目視できるほどに入っている。
さらにそぼろ状の肉も味わえ、意外としっかり具が入っているのが印象的。
どちらかというと甘めのカレーで、万人向けだ。
ただカレーの甘みは具材から出たような甘みでなく、人工的な甘みだったのが少し気になったけど…。


特別な美味しさはないが、ボンカレーの如く、外れなく万人受けするような味付けのカレーだった。
万年愛されるカレーパンの秘訣は、「美味い!」ではなく、「不味くはない」という、万人向けさせる姿勢にあるのでは?と思えた。
あと人気の秘訣は、やはりその安さだろう。98円という手軽さがなければ、ここまで長期にわたって愛されてないだろうし。
芸能人が絶賛!みないな付加価値あれば、もっと高値でも売れ続けているかもしれないけど。



久しぶりに食べた感想としては、想像してたのより美味しかったが、生地を揚げている事の良さはあまり感じられず。
なので、これはカレーそのままにして、生地は焼いた方がいいのでは?
焼きカレーパンにした方がヘルシーだし、中のカレーも同じように生かせるだろうし。
そっちのほうが時代のニーズに合っている気がするんだけどなぁ。




1個(115g)当たり

カロリー 363 Kcal  たんぱく質 7.4 g  脂質 20.4 g  炭水化物 37.5 g ナトリウム 490 mg 

★★★☆☆

*1:以前は372kcalだったらしい。