食べ過ぎてしまう原因について

別腹として、ついつい食べ過ぎてしまうのは、不快を取り除きたいからだそうだ。
美味しいものを食べると、脳は快を感じる。飲み込んで口からその味覚が消えると、とたんに不快が生じる。
この不快を解消するために、満腹でも別腹として、パクパク食べてしまうのだ。
ただ、同じものを食べ続けると、脳が感じる快が減っていく。すると同時に不快も減っていくので同じものをずっと食べ続けることはない。
面白いなぁと思ったのは、『快を得るためでなく、不快を消すため』という点。人間がいかに平穏を懇願しているのかが実に良く分かる。
こういった原理を知れば、生じる不快を別の方法で解消するように心掛け、暴飲暴食などはまず辞められる。