バカになる朝食?

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110302/dms1103021125000-n1.htm
こんな記事を見つけ、気になった。

今回、この研究結果を発表したのはDSの脳トレなどで有名な川島隆太教授。


そして研究の根底には、このような疑問が。

教授をはじめとする脳科学者らはこれまで、「脳内にはエネルギーを保存する場所がないため、脳を働かせるためには常にブドウ糖(糖質)の供給が必要である」としてきたが、「糖質のみの摂取では不十分」という考え方には懐疑的だった。

確かに同意見だ。ただ、重要なポイントは『脳を働かせるためには常にブドウ糖(糖質)の供給が必要である』の、一文だと思う。
なぜなら、ブドウ糖(糖質)の供給を食事のみからに考えているからだ。
人間はもっと精神的な生き物で、外部環境が精神にもたらす影響によって、ブドウ糖(等質)の配給率も変わるのではないだろうか?


記事ではこの後、実施した調査内容を提示しているが、

朝食摂取の調査を行ってみた。すると、子供の頃から毎日朝食習慣のある人々は、テスト成績、志望校入学、志望就職先ともに好成績であり、仕事のやる気も高く、身だしなみや体調管理にも気遣いがあり、年収も高めであることが判明した。

次に、951人の小学生を対象に朝食内容の実態を調査したところ、「朝食におかずがない、または少ない、パン食のみの子供より、味噌汁や野菜、手作りの食事の割合が高い子供のほうが、学力が高いことがわかりました」(川島教授)

上記の二つを見て思ったが、まず子供の頃から朝食習慣がある人というのは、親がしっかり朝食が作っている可能性が高いのではないのだろうか?
そしてその結果、家族そろって朝食を散っているだろう。
確信的に思えたのは、川島教授の、「朝食におかずがない、または少ない、パン食のみの子供より、味噌汁や野菜、手作りの食事の割合が高い子供のほうが、学力が高いことがわかりました」との発言。
これは手作り朝食による栄養バランスの良さもあるだろうが、それ以上に母親からの愛情、また一緒に取る食事などによる精神的良質な状況が、一番の栄養になっているのでは?

 「つまり、朝にあめ玉やチョコレートをかじるだけではダメ。おにぎりやジャムパンだけを食べるのもダメ。脳の働きで大切なのは、バランスよく他の栄養素を摂取することが必要なのです」と、川島教授。

 結論。朝から疲れて仕事のできないサラリーマンになりたくないなら、バランスのよい和定食をきちんと取るべし!

記事ではこう締めているが、実際は何を食べるか?よりも、誰と食べるか?という事が、もっと重要な気がした。
そもそも、子供の朝食をあめ玉やチョコレート、おにぎりやジャムパンだけで済まそうとする親って、その時点で駄目だろw