努力は「うさぎとかめ」かもしれない

あなたはライバルが居るだろうか?
もし居れば問題ない。互いに競い、高めあっていけるのであれば、ベストな状態だ。努力は惜しまないだろう。
けれど、誰しもが好敵手を持っているわけではない。むしろ、居ない人の方が多いだろう。
そのような場合、無理にライバルを近場に求めなくて良い。
自分の今居る分野の、著名人をライバルにすればよいからだ。
たとえば、野球ならイチロー、サッカーなら本田、ITならスティーブ・ジョブズ等という風に。
しかしそこまで高みにいる人物をライバルにしては、そもそも勝負にならないのではないか、と思うかもしれない。
そんなことはない。そして、そこで重要なのがタイトルにある、『努力はうさぎとかめかもしれない』ということ。
つまり「うさぎ」はライバルで、「かめ」は自分、ということだ。
ライバルのうさぎは今現在、あなたのずいぶん先に居るかもしれない。
しかしあなたが小さな努力を続け、積み重ねていけば、必ずうさぎへと追いつくだろう。
そしてうさぎが油断でもするようであれば、途端にあなたとの距離は縮まる。
そして、気付けばあなたはうさぎを追い越しているかもしれない。
継続する事の強さを、童話「うさぎとかめ」は伝えたかったのだと思う。
あなたも今すぐにライバルを定め、その『うさぎ』を追いかける『かめ』になるべきだ。