被災地のチャップリン

都市伝説・怖い話・未確認生物まとめサイト としでん! 昨日、伊集院光の深夜の馬鹿力を聞いてた
伊集院のラジオより。

番組のエンディングに阪神大震災を経験した若手芸人の話を始めた。

その若手芸人は当時小学生で、自宅に倒壊の危険があるから避難所生活。
その避難所には「ワッハッハおじさん」と呼ばれてるアレなおじさんがいて、
大人が協力し合ってるときは役に立たない感じの人なんだけど
「おじさんはワッハッハ星人だから、おじさんに捕まった子はワッハッハと言え」というルールを勝手に作って
避難所の子供たちを追いかけ回してはワッハッハ、ワッハッハと言わせてた。
当の若手芸人は足が速い子供だったから捕まらなかったんだけど
周囲の子供たちがワッハッハ言ってるのを見るとなんとなく仲間はずれみたいな気がしてきて
わざと捕まえてもらって自分もワッハッハ言ってやろうと思って
夜中に避難所のトイレに行くふりをしてワッハッハおじさんのいるところに行ってみたら、
ワッハッハおじさんが一人で泣いてた。
っていう話だった。

(´;ω;`)ブワッとするような話だ。
真に強い人というのは、人にやさしいものだ。
そして自分も辛い状態にも関わらず、他人へ親切に出来る人こそが、真の強さを持っているのだと思う。