うつは甘えとか

言うけど、少し違うと思う。
正確には、うつで在り続けることが甘えだと思う。
人間誰しもが一度は大きな失敗をしでかす。だから、うつ自体には誰もがなる。
そこからが問題で、そのうつ状態から、いかに抜け出すかが重要。
うつの原因は心労以外にも、化学物質過敏症セロトニン不足など様々な要因が挙げられているが、
完治するか結局は自身の意思によりけりである。
うつを利用して仕事をサボったりするのはタチが悪いが、これを無意識に行っている人が多いのも事実だ。
うつが直らない人は、「治そう」っていう強い意志の前に、どうせうつだから○○、というふうに自分に言い訳を

してしまっているのではないか。
また、うつと気付いていなくても、自分は駄目だと思い込んで何もしようとしないのでは。
甘えでなければ、そういった状態になったとき、どうするべきか自分で模索するべきである。ここまで情報が溢れ

ている社会において,それは決して難しいことではない。
「うつ」というものは決して個人的なものではなく、誰もが経験することだ。だから、「うつの自分の気持ちなんか、
なってない人には分からない」なんて言葉は最大の甘え。悲劇のヒロイン気取りで、ただ人に慰めてほしいだけ。

防衛機制の『退行』も含んでいるんだと思う。
忘れてはいけないのは、うつ病になってない人は、うつになっていないのではなく、うつを乗り越えた人達であるということだ。