人の欲は果てしない…

欲しいものを手に入れても、それだけで満足できず、ついもっと求めてしまう。
これは誰しもがあることで、人間の欲って本当にキリがないと思う。
だから、欲張り過ぎちゃ駄目だって頭では分かっていても、我慢できず求めたりする。
けど、それで自己嫌悪になる必要はないと思う。人間、欲を断ち切ろうってこと自体が無理だから。
だから、重要なのは欲に対する考え方を変えること。
抑制しようとしても無駄なんだから、むしろもっと欲張るべきだと思う。
ただその際、自分が求めた欲そのものを、他人が満たしたとしても、自分のことのように捕らえて自分も満足するように考えること。
これが大事。
例えば、自分が欲しい物があるとする。しかし、その物を他人に買われてしまったとしよう。そこで「くっそー、買われた」って思うんじゃなくて、
「あの人あれを買えたんだ。じゃあ、満足しているだろうな。良かった」てな感じに、自分が買った如く自分も喜び、まるで喜びを共有するような思考を持つと、自然と満足できる。
分かりやすく言うと、自分の家族に喜ばしいことがあったら自分もうれしいじゃん。その幅を他人にまで広げようっていう話。
こういった考え方をするようになると、生きるのが楽になるよ。そして楽しくなる。だって、他人の喜びも自分の喜びに感じるから。
一日中喜んでいられるようなものだ。まさにカオス状態ｗ　でも、そこまで他人を思いやるのは難しい、というのが今の現状だけど…。

あと、これに近い考え方としては『ドラえもん』の、「のび太の結婚前夜」でしずかちゃんのお父さんが言った「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それが一番人間にとって大事なことなんだからね。」がある。　にしても、年取って改めてドラえもんを見ると、本当に名言が多いことに気付くよ。