ハンバーグは遠赤外線がベスト!?

最近読んだ本によると、焼肉が遠赤外線だと美味い理由は、
遠赤外線だと輻射熱により肉表面を素早く焼けるので、肉汁などの旨みを逃がさないからだという。
ならば、肉汁を閉じ込める料理の代表ともいえる、ハンバーグも遠赤外線で焼いた方がいいのでは?
けれど家庭で、しかもハンバーグを作るためだけに炭火を使うのは、さすがに敷居が高いと思う。
そこで代用できるものはないかと考えると、オーブントースターが浮かんだ。
どうやらオーブントースターも輻射熱らしいので、このトースターでハンバーグを作るのはどうなんだろうか?
それで、まずは調べてみた。


しかし、フライパンで焼き目をつけてからトースターを使うハンバーグレシピはあるものの、
トースターのみで作るハンバーグについては、あまりレシピ・情報はなかった。
「ハンバーグは焼き目をつけてからトースターで焼くと、生焼けを防ぎふっくら仕上がる」とあるけど、
トースターは輻射熱なわけだから、中に火を通すなら近赤外線の方がいいんじゃないのか?


そんな疑問も抱いたので、とにかく試してみた。

トースターのみで作る!豚鶏ハンバーグ!!


<材料> (一人前)

豚鶏挽肉…70g

玉ねぎ…20g

塩…少々

黒こしょう…少々

ナツメグ…少々

パン粉…3g

牛乳…9g<手順>
1.豚挽肉と鶏挽肉に塩のみ加え、よく捏ねる。

2.ねばり気がでたら、みじん切り玉ねぎ・黒こしょう・ナツメグ・パン粉・牛乳を加えて、さらによく捏ねる。

3.アルミホイルを少しもんでシワを作り*1、その上に2のハンバーグを乗せる。

4.トースターに入れ、強(850w)で片面3分、引っくり返してさらに3分。

5.その後も少々トースター内に置き、余熱で中まで火を通して完成。

本当は牛豚の合挽きで作りたかったけど、冷蔵庫に豚ももと鶏むねが余り残っていたので、それで作ったw
そして、そのハンバーグの
ビフォー

 

アフター


トースター強火でやると、予想外に早く火が通って少し驚いた。
型崩れもないので見た目に問題はなく、生焼けもなく出来た!
そして瞬く間に香ばしい匂いも漂ってきたので、期待しつつの実食!


…思ったより、パサッとしてる。豚鶏なので多少のパサつきは覚悟していたけれど、思ったようなふっくらには仕上がらず…。
そして思ったよりも、その身(ハンバーグ)が硬い。箸で切りにくかったほどだ。
悪く言えばパサつきと硬さが目立つハンバーグ。けれど、良く言えば歯応えのある、ハンバーガーに挟まれているようなハンバーグ。
良かったのは、思ったよりジューシーだったこと。だから普通に牛豚で作れば、より美味そうだ。
あと硬めだったのは強でやったからかもしれない。次は弱でじっくり焼く感じで、試してみようと思う。要改良だ。
まとめとして一応の結論としては、トースターでも問題なくハンバーグは作れる! と、思うw



余談だけれど、ハンバーグ用に作った適当ソースが思いのほか美味かったので、残すことに。興味のある人は試してみて。

デミグラス風ソース(一人分)


ケチャップ…8g

中濃ソース…4g

赤味噌…4g

マスタード…2g

牛乳・酢…少々

これらをよく混ぜるだけ。食べててオムレツにも良さそうだと思ったよ。

*1:シワを作ることで、張り付くことを防ぎ、余分な脂を落とすため