フリーターで生きるということ

無職の才能 - phaの日記
この記事読んでから思ったことで、まずphaさんの主張にとても同意した。
お金がある≠幸せ。これは本当にそう思う。
仕事でストレス溜まって、いらないもの買ってストレス解消。
じゃあそのストレスなきゃいいじゃん、って話だ。


だから本人が幸せなら、この時代、無理に就職しなくてもいいのでは?
と、最近思えてきた。


世間体や収入を気にしたり、人並みに物欲を持つことで、社畜になって働く。
別に悪いことじゃない。世間的に見れば、それが『普通』で『正しい』んだろう。


けど、果たしてそれで幸せなんだろうか?


ずっとフリーターでいると、ボーナスは出ないし、給料はいっこうに上がらない。
それで世間は、やれ負け組みだとか言うけど、よくよく考えると本当に負け組みだろうか?


確かにフリーターだと収入は長く勤めても変わらない。おまけに年取ってから社会福祉も受けられるか微妙だろう。


しかしこれらの悪い点というのは、年老いた後のことを心配してのことだ。


だから世間が言う『正しい』通り、社畜のようになってまで働き続け、無事退職したとしよう。
すると、その後の人生はどうだろうか。
確かに蓄えはあるだろうし、年金だってもらえる。
つまり夢に描いた生活を遅れるわけだ。


けど、夢に描く生活ってどんなだ。
今まで社畜のようになって働いていた人が、急に働くのを辞めてやることがあるんだろうか。
毎日、予定は白紙。ただボーっとして過ごす日々。


はたしてそれは、夢に描いたような幸せな生活なんだろうか?
少なくとも、自分はそう思わない。思えない。


逆に、フリーターの晩年はどうだろう。
当然、正社員のように蓄えはないだろう。
だから年取っても変わらず、働き続けなきゃならない。
それがあるからフリーターは駄目だ、見たいな風潮があるけど、よく考えると何が問題なんだろう?
年取っても、仕事が出来る。続けられる。続ける必要がある。
これって実は、素晴らしいことなんじゃないか。


少なくとも、定年退職してやる事無く、1日中ブラブラしている生活よりは、よっぽど有意義だと思う。
それに、急にやることがなくなると人間はボケ始める。年が年だしね。
逆にフリーターでも仕事をやり続ければ、それが生きがいにもなり、ボケることもないだろう。
それでいて、働いていても所詮フリーターなので、自由な時間もしっかりある。


だから、実は好きな仕事を死ぬまでやれる、フリーターの方が本当は幸せなんじゃないのか?
最近そんな風にも思えてきた。


日本自体、もうそろそろ社畜という概念を払拭してもいい時代だと思う。