ウエイトを増やす方法

これを読んで知った、自分にとって有意義な情報。
勝負食 トップアスリートに学ぶ本番に強い賢い食べ方 (講談社+α新書)



それは、『ウエイトを増やす方法について』。
ウエイトを増やすのに必要な事は、食事で取るたんぱく質の量を増やすこと。
しかし、そんなことは当たり前で、ポイントとなるのは食べ方。


本書に記載された事を箇条書きにまとめると、
・摂取するたんぱく質の量を増やす。
・そのためにまずは、炭水化物を多く取ることで体力を付け、たんぱく質を吸収できる体作りをする。
・食事はよく噛んで食べること。
・よく噛んで食べると、満腹を感じて食べれなくなるが、それは消化・吸収をしてると言うサインなので、問題ナシ。
・しかし、ウエイト付けるのに食事量を増やすのは必須なので、三度の食事に捕食を入れることで、食事回数を増やす。
・食事の際には、山芋、オクラ、大根、パイナップル等、消化を助ける食べ物を入れ、消化・吸収をしやすくする。
胃下垂などで多く食べれない人は、牛乳・豆腐・豆乳・大豆製品等、消化のよいたんぱく質を選んで取る。*1



胃下垂などで消化器官が弱い人は、たんぱく質の取り方を工夫する事が大事』。


自分は胃下垂気味で、多く食べるのがきつかったりするので、「たんぱく質の取り方を工夫する事」という情報が、大いに役立ちそうだ。


あとポイントとなる食べ方として、『よく噛んで食べること』とあったのは、正直意外だった。


ウエイト増やすためには食事量を増やさなきゃだから、逆に早く食べる様にするべきだと思っていたからだ。
よく噛むと、少量で満腹感を得てしまいそうだし。


しかし実際は逆で、よく噛んだ食した方が良いそうだ。
理由は明確で、ウエイトを増やすためには、あくまで食べた物を消化・吸収しなきゃだから。
つまりよく噛んで消化しやすくし、体が食べた物を吸収し易くする方が正しく、効率が良いから!


だから、単に多く食べても、体がその栄養を吸収できなければ意味がない。
ウエイト増やそうと多く食べて腹下す、なんていうのは実に分かりやすいダメな例だ。


『ウエイト増やす=食事量を増やす』だが、それはあくまで食べた物を吸収しての事だと、忘れてはならない。
スポーツをやっていて、ウエイト増やしたい人には、これは重要な事だ。

*1:すると、細マッチョのような体系になるらしい。