ネットリテラシーについて

春名風花・ぼくは腹の底から泣いた - Togetter
このまとめを読んで、思ったこと。
僕はこの「はるかぜちゃん」という人物を正直よく知らない。
そして、記事などを辿って子役である事を知り、同時にその苦労もなんとなくで知った。


ネットで酷い誹謗中傷に晒されてるようで、これは素直に酷いと思うし、書き込むやつのマナーを疑う。
けれど、それは単に「はるかぜちゃん」を嫉妬しているからで、妬んでるんだと思う。
人は誰しもが、自身の根底にあるコンプレックスを他人に見出すと、その人へ嫌悪感を抱くからね。
だから「はるかぜちゃん」を叩く人間は、老若男女問わず、子供の彼女にすら嫉妬しているのだ。


しかしそういったコンプレックスは誰もが持つ物であるので、重要なのは、それが表面化した時に、どう対処するか


そして、悪い例なのが、今回のように人に当たること。
ネットという投げっぱなしに出来る媒体を使い、誹謗中傷を投げては、それが帰って来ないことに調子に乗り、さらに書き込む。
確かにとんでもない屑だ。ましてや子供相手に。


そして「ネットリテラシーを疑うね」なんてコメントが多々あるけど、ただちょっと待ってほしい。
確かに、子供相手に誹謗中傷して自己満足、コンプレックスを解消しようとする大人は下衆だが、そういうあなたは日々の鬱憤、コンプレックスをどう解消しているのか?と問いたい。


例えネットに悪口を書き込まないとしても、リアルの生活で人にきつく当たったり、身近の人の悪口を言っているようであれば、それは同じだ。
それをただネットでの誹謗中傷のみを「屑だ、悪だ」と叫ぶのは、あまりにも幼稚。
「ネットリテラシーがうんぬん」なんて言うが、そのリテラシーはネットのみに限らないのでは?と言いたい。
現代は一昔前と比べ、ネットと言う顔を晒さず、そして誰もが意見を主張できる媒体がある。
だからこそ、言いたいことをそのままに書くのかもしれないが、リアルでは他人にその言葉を口にする事はないだろう。
その腹黒さというか、根底に秘められた思い、そもそもの話、じゃあお前はリアルでは、のほほんと平然とした顔して生活してるけど、心底ではそんなこと思ってるのか?って、恐ろしくなる。





ごちゃごちゃしてまとまってないから、無理して綺麗にまとめるとすると、

「批判」という雨は、誰に対してでも降るもので、それがこの「はるかぜちゃん」の場合、土砂降りだったていう話。
しかし止まない雨はもちろんないし、この子は普通の子どもよりも早く、その雨を防ぐ『傘』をさす術を知ったのだと思う。


あと、ツイッターでも何にしろ、思いを吐き出すということは想像以上のストレス解消になる。
だからってツイッターで悪口を吐くのは良くない事だけど、ツイッターで呟くどうでも良い事はむしろ、どんどん吐いた方が良いんじゃないかなって思う。
「○○してるなう」的などうでもいいやつでも、こんなどうでもいい事を呟く事でストレス解消になるなら、それこそがツイッターの利点だと思うし、ツイッター民の冥利に尽きるのでは。
というか、どうでもいい事呟いて自己満足、それでストレス解消する、というのが結局ツイッターの一番の存在理由なのではないのだろうかw


最後に、話変わってベストのコンプレックス解消法は、『昇華』と呼ばれる物だと思っている。
これは自身のコンプレックスをエネルギーに、意識向上や創作活動を行うことだ。
要は「コンプレックスをバネに」というやつ。