ベイクドポテト、フライドポテト、ポテトチップスの栄養差

参考にしたのはこの本。

悪い食事とよい食事 (新潮文庫)

悪い食事とよい食事 (新潮文庫)


どれもがじゃがいも料理だが、栄養は随分と異なるらしい。


これらを栄養ある順に並べると、
ベイクドポテト>フライドポテト>ポテトチップス  になるそうだ。


これは調理過程による影響で、ポテトチップスのように高温での調理をすると、
じゃがいもに含まれるビタミンB1、ビタミンcが高温で損なわれるため。
にも関わらず、脂肪の量はその逆の順序で激増し、ポテトチップスはなんとベイクドポテトの約14倍!


また、著者のお勧めはポテサラらしく、

じゃがいもを皮ごとゆでて皮をむき、熱いうちに薄くスライスして、酢と少量の脂であえたのが、フランスの伝統的なポテト・サラダである。
これは調理のプロセスがすべて理に適っているため、ベイクド・ポテト同様、栄養の損失はほとんどない。
酢以外の調味料は一切加えてないのに、じゃがいも自体の味でおいしく、冷めても味が落ちない。
そして冷蔵庫で何日も保つ。

と絶賛。


それに対しコロッケには

なぜ、ゆでたじゃがいもをつぶして調味料を加え、卵や衣をつけて揚げ、濃い味のソースや醤油をかけて食べなくてはならないのか?

とまで述べているので、
あまりにもコロッケ全否定な姿勢に思わず吹いたww


コロッケ食うのは何故か?
それは「美味いから」で、良いんじゃないか?これ以上の理由はないだろう。
そして「美味い」という幸福感が、ビタミン壊したじゃがいも以上の栄養を齎してくれるかどうかは人それぞれだと思うし、それが重要なのだと思う。