映画『コクリコ坂から』は良質なコロッケ映画。

コクリコ坂から [DVD]
金曜ロードショーで視聴。
なんなんだろうね。この映画。
内容としては実に深くないというか、至極シンプルな映画だった。
あらすじなんて、本当にこのまんま http://alfalfalfa.com/archives/6201927.html で、たった4コマで全貌を説明できるほど。



だから印象に残ったのはストーリーなんかじゃなく、とにかく『コロッケ』!
主人公の二人が頬張るコロッケは実に美味しそうで、実際には効果音なかったが『サクッ!サクッ!』と幻聴が聞こえるほど、実に美味そうにコロッケを頬張るのだ!
さらに『帰宅しながらコロッケ食べる』というシチュエーションも最高で、最高にステマな『コロッケ映画』だったw

ホント見てて、むしょーにコロッケ喰いたくなり、こんなコロッケ食べたくなったのは毎年ある台風コロッケまつり*1以来かもしれんw


そしてこのコロッケ、調べると意外な事実が判明!
なんと!映画内にて登場した肉屋、そのモデルになった店が今も実在するらしい!
『コクリコ坂から』のロケ地、横浜をめぐる [横浜の観光・旅行] All About
そして、主人公どもが喰らっていたコロッケ、それも売っているらしく、

海ともうひとりの主人公・俊が、コクリコ坂の下の肉屋さんでコロッケを買うシーンが登場します。

「坂の下のお肉屋さん」と聞いて思い浮かぶのは、代官坂のふもとにある「丸英(まるえい)商店」。1951年創業で、近くに住む60年代の学生たちも、学校帰りにこちらのコロッケを買い食いしていたのだとか。コロッケは1個90円。

とのこと。じゃあこの映画は、確信的なステマ『コロッケ映画』なのか!?
とにかく、この映画放送の翌日である土曜にはコロッケが飛ぶように売れたであろう。
コロッケといえば以前に書いたが*2、この料理はじゃがいもの栄養を損失させ、濃い味付けにするので高血圧を促がし、よくない料理だと一部書籍では言われていたが、「こまけぇこたぁいいんだよ!!」と一蹴してしまうほどの魅力が、やはりコロッケにはあると思う。
もう日本人のDNAには『子孫を残せ』と同系列に『コロッケは美味い』と書かれているんじゃないかw
この映画、ジブリ映画と思って期待値高くして観ると微妙かもしれないが、『コロッケ映画』として観ると良作なので、台風の日にはコロッケ片手に観賞すべき作品である。


九州産野菜と鹿児島黒毛和牛でつくった手作りコロッケ 10個

九州産野菜と鹿児島黒毛和牛でつくった手作りコロッケ 10個