『25歳の補習授業』を軽く読んだ。

最寄の図書館にて発見した本書。
何気なく目に付いたので手に取り、借りてまで本格的に読む気にはなれなかったので、その場で軽く読んだ。


内容としては、池上さんや糸井さん、養老さん等の著名人が、
『働く』 事に対して自分の意見・見解を述べたり、オススメする本を紹介する内容の物。


ページ数が多い本じゃないので、各人の述べている量は少な目で、
小分けになっている内容だったので、思いのほか読みやすかった。
そして、各人に割り当てられたページは少ないものの、書かれている内容はとても濃密だった!!


いくつも印象に残る言葉はあったけど、
池上さんの言葉には特に感心したので、その内容をうろ覚えで書き出してみた。

池上「子どもに「なんで働くの?」と訊かれたら、答えは二つで、
   まず一つ目は、「働かなくてもいいよ。でも、親が死んだら自分で食べていかなきゃならないから」。


池上「二つ目は「人間は、ずっと遊び続けるのがつらく感じる生き物だから」。


   私はこう答える用にしているんです。」

うろ覚えだけど、こんな感じ。
二つ目の答えが特に印象深く、大いに同意させられた。
その後、会社の一員になることでの社会貢献について語っていたけど、
伝えたい事は分かりやすく、その辺はさすが池上さん!と思えた。


全体の内容は良い意味で濃く、意外なほど良本だった1冊。
読んだ事で気分も軽くなれたので、そこらのビジネス本やハウツー本より、よっぽど身のためになる本だった!